JAIMAについて

ご挨拶

会長 栗原 権右衛門
会長栗原権右衛門

新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、平素より当工業会の活動にご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、平成最後の年となる2019年がスタートしましたが、米国株が大幅下落したことを受け、日本の株価も新年最初の取引で大幅安になり、あわせて円が急騰するなど不安な幕開けとなりました。今まで経済状況は安定した回復基調が継続してきましたが、通商政策をめぐっての米国トランプ政権と各国の対立、特に米中貿易摩擦が企業活動を圧迫する懸念や、中東、北朝鮮情勢などの地政学リスク、欧米の政治的混乱など、世界経済悪化に対する市場の懸念が更に高まってきたものと思います。

このように当工業会を取り巻く情勢はグローバルに日々変化しており、しかも課題が複雑化、多様化している今日、分析機器ユーザーの期待に応えるためにも、会員で連携してソリューションを提供するなど、これまで以上に会員間の柔軟、且つ弾力的な交流が必要と考えています。

JAIMAは、2020年に創立60周年を迎えますが、この不確実性の時代を乗り越え、新しい飛躍を期して未来に羽ばたきたいと考えております。

さてJAIMAの中心的な事業であるJASISですが、昨年9月に開催されましたJASIS 2018では、出展社数(494社)、出展小間数(1462小間)、来場者数(23,697人)とともに過去最高を記録した一昨年とほぼ同程度の数字を記録し盛況のうちに終了いたしました。これもひとえに会員の皆様のご協力の賜物と、心よりお礼申し上げます。JASISは装置だけではなくソリューションを紹介することが益々重要になってまいりました。私が会長になった年に始めました「オープンソリューションフォーラム -テーマ別新技術説明会-」は、年々来場者が増え、JASIS 2018では2,275人の皆様に来場頂きました。倍増した一昨年から更に650人以上増え、関心の高さがうかがえました。また開催、6年目となりました「ライフサイエンスイノベーションゾーン」では、初めて出展企業の小間数が100小間を超え、ライフサイエンスに対する期待がますます高まっていると実感いたしました。更に、ライフサイエンスに関連した新たな試みとして「グローバル創薬とバイオサイエンスの役割」とうテーマで日米合同セッションも開催致しました。

そして、2017年から開始したJASIS WebExpo®は、180日間どこからでも参加できるインターネット展示会として好評をいただいており、2回目の開催となったJASIS WebExpo® 2018では、昨年を約25%上回る4,800名強の来場者数を記録致しました。従来つかめなかった顧客層を発掘できるデジタルマーケティングツールとして、出展社の皆様へ新たな営業手法を提案できる企画へと成長しています。また、今年度は、JAIMAとして初めての試みである「JASIS関西 2019」を2月5日(火)~7日(木)の3日間、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催致します。現在、92社、174小間のお申し込みを頂き、お蔭様で既に小間は完売いたしました。本展示会は、関西地区だけでなく西日本全体の潜在需要発掘の為、出展社の皆様の有効なPRの機会をJASISとして新たに提供していく所存ですので、会員の皆様のご協力をあらためてお願い申し上げます。また、日頃より人方ならご支援、ご協力を頂いております経済産業省・文部科学省はじめ関連学会、諸団体の皆様に厚く御礼申し上げる次第です。

JASIS以外の事業と致しましては、中小企業経営強化税制への対応、ライフサイエンスイノベーションセミナーやサマーサイエンススクールをはじめとする各種セミナー、イベントなど様々な事業に取り組んでまいりました。また、グローバル化に向けた交流事業の積極的な支援(Pittcon 2018, analytica 2018, analytica China 2018 等への出展、タイTISTR-JAIMA の合同カンファレンス、等)など様々な事業に会員の皆様のご協力を得ながら、積極的に展開致しました。また、技術委員会を中心にナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略に対応する分析機器の将来戦略に関する調査研究を実施する「分析機器将来技術戦略小委員会」を設置し、文部科学省「第4回ナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略検討作業部会」に分析機器の重要性を提言致しました。

さて、皆様ご存じの通り、今年5月には新しい元号の日本がスタートします。続いて来年の5月にはJAIMAが創立60周年を迎え新しい一歩を踏み出します。新しい元号と共にJAIMAが新しい歴史を皆様と共に刻んでいけるよう、今後も一層のご指導、ご協力を心よりお願申しあげます。

最後に2019年が皆さま方にとりまして、明るく希望に満ち溢れた年になりますことを祈念いたしまして、2019年年頭の挨拶とさせて頂きます。