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「ライフサイエンス イノベーションセミナー」 ~先進医療に向けたクリニカルDNAシーケンシングの現状 ~ 具体的活用がみえてきた遺伝子解析技術活用の最前線とは?

2017/02/13

聴講者は定員に達しましたので締め切らせていただきます。

セミナー概要

1980年代後半からスタートした「生命を測る」人類の壮大な計画は日本発であった事を忘れてはならない。しかも遺伝子を解析できる分析手法と機器開発が最初のテーマであった。

それから25年を過ぎる歳月が経った今、市場はICT変革と共に新しい局面を迎えようとしている。
バイオサイエンス研究機器の発展により我が国は「次世代ヘルスケア」という大きなテーマと共に「先端創薬」「先端診断」「予防医学」「フードサイエンス」「細胞・再生医療」などの各市場において新しい世界を構築しようとしている。

JASIS 2017ではテーマとして『先端分析計測で近未来を予測する/ウェルネス&メディカル』~ライフサイエンス市場をリードする分析と計測の新世界/健康と医療の接点を探る~ を取り上げ、 "Japan as No.1"を目指すための話題を提供するが、JASIS 2016にて取り上げた「クリニカルDNAシーケンシング」は加速度的進化と全体に影響する根幹的要素のため、これに先駆けて最新情報をセミナーとして企画した。

■セミナー名: 「ライフサイエンス イノベーションセミナー」~ 先進医療に向けたクリニカルDNAシーケンシングの現状 ~具体的活用がみえてきた遺伝子解析技術活用の最前線とは?
■日時: 平成29年3月28日(火) 13:00受付開始 13:20開始 16:30終了予定
■場所: 中央大学 駿河台記念館 285室
〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3丁目11-5(→地図)
<交通アクセス>
  • JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車、徒歩3分
  • 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口)、徒歩3分
■参加費:
  • (一社)日本分析機器工業会 会員 ...無料
    (一社)日本科学機器協会  会員 ...無料
  • 上記会員以外の方  ...3,000円

    (下記指定の口座への事前振込をお願いします。)

◆振込口座:

三菱東京UFJ銀行 神保町支店  種別:普通  口座番号:1887180
口座名義:シャ)ニホンブンセキキキコウギョウカイ

◆振込期限:

平成29年3月23日(木)までにお振込みください。
お振込み済のお知らせを shen@jaima.or.jp シェン 宛にご連絡ください。

■定員: 140名(申込み順とし、定員を上回った場合お断りすることがあります。)
■ 申込方法:

参加申し込み用紙(別紙1)に参加者氏名をご記入の上、下記メールにご送付ください。参加費は、各社(各団体)まとめて、企業名(団体名)で指定の口座に事前にお振込みください。振込手数料は申込者がご負担ください。

◆ご聴講申し込み:

shen@jaima.or.jp シェン 宛(一社)日本分析機器工業会

■申込締切: 平成29年3月21日(火) e-mailで必着

※終了後開催する懇親会は定員に達しましたので、申込みを締め切らせていただきます。
(会費:5,000円、開催場所:駿河台記念館1階 「喫茶 ポンヌフ」、30名様まで)
※セミナーの申し込みは引き続き受付しております。

発表プログラム

(司会:JAIMAライフサイエンスイノベーション担当アドバイザー 岩瀬 壽)

13:20 【開会ご挨拶】

一般社団法人 日本分析機器工業会(JAIMA)
医療機器委員会委員長 飯泉 紀子

13:25 【ユビキタス時代の到来とJASIS特別企画 】

「JASIS 2017ライフサイエンスイノベーション」の取り組み

一般社団法人 日本分析機器工業会(JAIMA)
ライフサイエンスイノベーション 担当アドバイザー  岩瀬 壽

13:40 【クリニカルDNAシーケンシングの今と未来】

【概要】シークエンス技術の革新が患者のヒトゲノム解析コストを劇的に10万円前後に下げたため、臨床シークエンスが医療の現場実践に入っている。疾患のDNAシークエンス情報に基づくプレシジョンメディシンが米国の国策として2015年から開始され、今後の医療、特にすでにガンの診療に革命をもたらし始めている。本講演では日米におけるクリニカルDNAシーケンシングの現状を紹介し、未来を展望したい。

バイオ・アクセラレーター株式会社 シニアサイエンティスト
遺伝子解析・診断アドバイザー 宋 碩林

14:10 【 免疫チェックポイント阻害薬の新規バイオマーカー探索 】

【概要】抗PD-1抗体をはじめとする免疫チェックポイント阻害薬はがん治療の方向性を大きく変えている。さらに本治療の有効性や安全性に関わる因子(いわゆるバイオマーカー)の探索研究が非常に注目されており、同薬の開発状況ならびに探索研究について概説する。

京都大学医学部附属病院 周産母子診療部 講師 濱西 潤三

14:50
~ 休憩 ~
15:00 【 製薬企業におけるDNAシークエンスの研究&開発への活用と課題 】

【概要】次世代シーケンサーから得られる情報を医薬品の研究開発に如何に活かしていくかは、製薬企業において重要な課題である。また解析された全ゲノムデータベースの活用は次世代ゲノム創薬の鍵であろう、その活用現状、展望及びその課題について概説する。

小野薬品工業株式会社 トランスレーショナルメディシンセンター  劉 世玉

 
15:40 【個別癌医療に向けた次世代シーケンシングの臨床応用とは】

"Clinical Applications of Next Generation Sequencing for Precision Cancer Medicine" 【概要】膨大に蓄積された遺伝子データが、次世代シーケンサーを利用して得られる。個別化医療の実現にむけてそのデータを如何に活用していくかが今後の課題である。先進医療分野における癌治療に向けて開発された重要な遺伝子パネルとその有効的活用につき解説する。

ACT Genomics Ltd. CSO    Shu-Jen Chen

16:30 【閉会のご挨拶】

JASIS 2017ライフサイエンスイノベーション基調講演のお知らせ

岩瀬 壽

«詳細・参加申込書»

  • 「ライフサイエンス イノベーションセミナー」ご案内 ( DOC | PDF )
  • 【別紙1】申込み用紙 ( DOC | PDF )