JASIS 2025/第77回日本生物工学会大会連携 日本発の研究機器開発を世界に飛躍させるための産学アライアンス企画
一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-5-16、会長:足立 正之/株式会社堀場製作所 代表取締役社長)と一般社団法人日本科学機器協会(JSIA、所在地:〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町14-9、会長:長谷川 壽一/英弘精機株式会社 代表取締役社長)は、公益社団法人日本生物工学会(事務局所在地:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内、会長:清水 浩 大阪大学大学院情報科学研究科 教授)が開催する第77回日本生物工学会大会と連携し、アライアンス企画として、一昨年、昨年に引き続き第3回の産学連携シンポジウムを開催いたします。
20世紀終盤に日本発の技術で製品化されたDNAシークエンサーは、2003年国際ヒトゲノム解読計画を完成に導きました。日本は古来から発酵の科学を世界に先駆けてリードしてきており、蛋白質の科学技術基盤を保有しておりますが、21世紀に入り、現在に至るまで、さまざまなDNA研究における先端技術は、日本からではなく海外発で製品化され、バイオサイエンスの発展に大きく貢献してきました。 しかしながら、現在の状況はICT技術の進化にAI技術の実用化が加味され加速的に世界を変えようとしています。そこで、昨年に引き続き産業界が研究者側の意見を優先的に取り入れてスピーディーに開発できる環境を構築することが急務と考え、本プログラムを計画しました。
第77回日本生物工学会大会(9月10日(水)~12日(金) 広島工業大学 五日市キャンパス 三宅の森Nexus21) において11日(木)午後に開催されるシンポジウムに日本分析機器工業会(JAIMA)会員企業が参加し、さらに同日夕方「JAIMA/日本生物工学会 共働ピッチ・ネットワーキング」~生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」~と題し、産学連携ネットワーキング会議を開催します。また、その前週に開催されるJASIS 2025(9月3日(水)~5日(金)幕張メッセ)トピックスセミナーでは、日本生物工学会がセミナーを開催いたします。
セミナー内容の詳細は下記の通りです。
第77回日本生物工学会シンポジウム概要
日時 | 2025年9月11日(木) 9:30~11:30 |
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場所 | 広島工業大学 五日市キャンパス 三宅の森Nexus21 6F G会場(603講義室) |
タイトル | 生物工学におけるDX推進に向けた技術革新
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概要 | 近年、最先端のバイオテクノロジーは高性能化された革新的研究機器、技術のもとで生み出されておりますが、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していくためには、さらなる技術革新が必要です。 日本生物工学会バイオ計測サイエンス研究部会は学会本部と連携し、日本分析機器工業会(JAIMA)会員企業と連携した産学連携の取り組みを行ってきました。その中で、バイオテクノロジー分野において必要とされるニーズを掘り起こし、日本分析機器工業会(JAIMA)会員企業のシーズと結びつけるための議論の場として、本シンポジウムを実施させていただきます。 |
プログラム |
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第77回日本生物工学会 共働ピッチ・ネットワーキング概要
日時 | 2025年9月11日(木)
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場所 | 広島工業大学 五日市キャンパス 三宅の森Nexus21 4F シアタールーム (プレゼンテーション)、2F リーフガーデン(ネットワーキング交流会) |
概要 | 分子生物学の進化を起点に世界のバイオビジネスが加速する中、蛋白質の生命科学には、多くの未踏領域が存在します。また、発酵を基盤とした日本の技術と産業は、歴史的に見ても世界的ポテンシャルを有し、変革への期待が高まっています。基礎から応用へ社会的にインパクトのある新たなブレークスルーを生み出すには、産学が連携したオープンなディスカッションが必須となっています。 今回は、国内に研究開発・製造拠点を持つ分析機器企業の社団法人である日本分析機器工業会 (JAIMA)の協力を得て生物工学分野における産学アライアンスの促進を目的とした「共働ピッチ・ネットワーキング」を開催いたします。 交流会の構成は、前半に4名の講演者による、現状課題を克服する画期的技術等のプレゼンテーションをいただき、後半は講演者と若手のオープンな交流会による会話の場を提供し、アライアンスを生む機会を創出します。 |
プログラム |
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JASIS 2025 トピックスセミナー概要
日時 | 2025年9月3日(水)~5日(金)(本セミナーは9月4日(木)) |
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場所 | 幕張メッセ・国際会議場コンベンションホール |
タイトル | 生物工学におけるDX推進に向けた技術革新
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プログラム |
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